こんにちは! 代表の永田です。
9月に入って最初の週末です。
このところ雨模様が続いていますが、そのおかげか暑さがそれほどでもない気がして、ありがたい限りです。
2期制の中学校では、この前後の時期に「前期期末テスト」が行われると思います。
すでに終わっている中学校もありそうですが、この週末は自宅でテスト勉強、塾ならテスト対策授業で忙しいのではないでしょうか。
ぜひ、今できるベストを尽くしてもらいたいものです。
さて、今日は勉強の順番をどうつけるかという話です。
「大きな枠から小さな枠へ」
細かい部分をひたすら詳しく覚えるより、まず全体をさっと確認し、次に骨組み、ポイントとなる部分だけ覚える。
その後、少しずつ肉付けしていくイメージです。
学習塾なので勉強法という意識で扱いますが、それ以外でも使える考え方だと思います。
実際、資格取得の勉強法として紹介されている記事を読んだこともあります。
勉強法という意味で共通して使える考え方なのかもしれません。
一例として、社会科を扱ってみます。
主要5教科の中で、社会科は「暗記することが多い」「覚えればどうにかなる」教科と言われることが多い気がします。
実際、塾で行っていた保護者面談でも、似たようなお話をされる保護者様は多かった印象です。
恥ずかしながら、私も学生時代はテスト直前の一夜漬けで社会のテストを乗り切ったことがあります(苦笑)。
そういう意味では、保護者様のお考えも十分理解することができます。
生徒の皆さんは、決して真似してはいけませんよ(笑)。
もちろん社会科は「覚えればいい、覚えるだけ」という教科ではありません。
特に最近のテスト出題傾向はそうなのですが、せっかくなのでここで社会の勉強における考え方を1つお話してみます。
それが「大きな枠から小さな枠へ」という意識です。
「深く狭く」よりも「広く浅く」。
まずはこの意識で勉強を始めると良いでしょう。
私の授業で「飛鳥時代」を扱った時の例を出します。
まずは、飛鳥時代の流れを4つだけ押さえます。
飛鳥時代は政治を担う人物が変わり、出来事や政策などを覚え始める最初のタイミングですが、最初は以下の部分だけ順番で覚えてもらいます。
これが「大きな枠」です。
①聖徳太子:推古天皇の摂政
②大化の改新:中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を倒す
③壬申の乱:天武天皇即位
④大宝律令:律令国家の仕組みが整う
上記の4つを順番で覚えてもらい、その後詳しく説明を加え、理解することを増やしていくイメージです。
詳しく説明の内容が「小さな枠」になります。
多くの方は「歴史は流れが大切」とお話されますが、①~④がいわゆる「歴史の流れ」になると思います。
実際のテストでは、もっと多くのことが問われますが、それらを最初から全部覚えるのは苦しいもの。
まず最低限の、それでいて順番を意識してもらうことが、最終的には全体の理解に早くつながると考えています。
このときやってしまいがちなのが、①だけをひたすらくり返し、何度も覚えること。
まさに「深く狭く」ですね。
たしかに①の内容を覚えることは大切ですし、詳しく理解することも良いことです。
ただ、「小さな枠」を「深く狭く」扱った部分以外も学習しないと、テストで点数は取れません。
また、一度に何度も繰り返しても、次の日には忘れてしまうものです。
日をおいて、いったん忘れてもいいから思い出す。
この“思い出す”行為が記憶を強くします。
以前、扱ったお話を思い出してみてください。
実際、歴史的事実の順番を問う問題も多く目にします。
「大化の改新」と「壬申の乱」はどちらが先に起きた出来事か。
聖徳太子のことだけ勉強していては、答えにくい問題ですね。
社会科が、覚えることが比較的多い教科の1つだとは思います。
ただ、覚える順番ややり方、そして出来事の因果関係などを深く理解することも社会科の特徴だと思います。
私は学生時代、好きな科目が社会でした。
ぜひ皆さんにも、社会を好きに、また得意になってほしいと思っています。
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